Missing Piece〜抱えきれぬ想い〜写真館


 公園のベンチに座わる、槇村翔梧。

雨がポツポツ降って来る。次第に強くなる。

稲葉涼子が槇村の頭に傘をかざす。


 西本に頼まれ、佐久間真知が絵麻の務める店で珈琲を買っている所へ鬼塚警部がやって来た。

鬼塚 「佐久間、今回の事件、どうしてもお前の力が必要なんだ。」


槇村翔梧がマジック練習をしている所を西本が珈琲 を飲みながら見ている。

西本「へー器用なもんだね〜。
君、この辺に越して来たんですか?」

槇村「え?まぁ。」

そこへ涼子が帰って来る。
 

涼子は西本に、翔梧の職探しを頼んでいた。
西本が研究所へ戻って行くと翔梧は涼子に尋ねた。

槇村
「あの人誰?」

 
涼子「ここのお店や私達が住んでる場所のオーナー。
お兄さんが駅前で弁護士事務所を開いてるの。うちの銀行の斜め前ね。
若いのに他にも色んな事してる人みたいで、ばったり会った時に話してみたの。」
槇村 「あの人の好意に甘えて迷惑かけたくないから断ってもらえるか?他の仕事探すよ。



二人が話しているのを影で見ている男がいた…。


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