House in mist〜霧の中の家〜写真館


 
 東京本社へ戻る秘書・田邊冴子の計らいで、三澤は山荘に宿泊する事になる。

 悩んだあげく霞海は、田邊に『手紙』を持って来てもらうように頼む。

 玲子に三澤が泊まる事を告げ、玄関へ向うと、そこには専務・慶次朗が待っていた。


「冴子、何故兄貴の遺書にお前の名前があった?!まさかお前・・・」


 
 そんな二人の様子を覗き見していたらしい玲子。
「しかし、真面目に務めてみるもんねー、後見人候補ですってよ。ふははははっ」

丁度、高梨が薪を持って帰って来た。

「ねぇあんただったらどうする?もちろん指名されたら引き受けるわよね、後見人。」
「・・・俺が決める事じゃない。」

 三澤はここへ来る途中見かけた高山植物が、霞海の作品によく描かれている花のモデルなのか訪ねた。

「ニッコウキスゲ…夏に咲く黄色の花…。」
姉の名前の由来である黄色い花の話をする霞海。

 
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